月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月31日(日)

詩編46編 神の国の絶対的な平和

神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。
苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
わたしたちは決して恐れない
地が姿を変え
山々が揺らいで海の中に移るとも
海の水が騒ぎ、沸き返り
その高ぶるさまに山々が震えるとも。(詩編46:2-4)

 先日、入院をしたときのことです。歯を抜くための短い入院だったのですが、入院している人たちの気持ちを垣間見ることができました。ある方は、手術を翌日に控えて、家族の方と話をされていました。やはり不安があることが、その会話から分かりました。「先生にすべてを委ねたのだから」という自分に言い聞かせるような本人の言葉で、その会話は打ち切られました。

 人は病気になれば、治癒されるために自分でできることは限られてきます。手術ともなれば、すべてを医者に委ねるだけです。しかし、クリスチャンには最後に委ねることができるお方がおられます。それは、「苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる」神です。

 「地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移る」ような苦難が起こっても、この方のゆえに「わたしたちは決して恐れない」ですむのです。神が私たちの逃げ場、私たちを守る砦となってくださいます。この方が私たちと共にいてくださることさえ忘れなければ、私たちには、神の国の絶対的な平和があるのです。

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