月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年2月26日(金)

黙示録10章 良い知らせとして告げられた

世々限りなく生きておられる方にかけて誓った。すなわち、天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを創造された方にかけてこう誓った。「もはや時がない。第七の天使がラッパを吹くとき、神の秘められた計画が成就する。それは、神が御自分の僕である預言者たちに良い知らせとして告げられたとおりである。」(黙示録10:6-7)

 もう一人の天使が登場します。次の災い、最後の審判を知らせるためです。雲を身にまとう、途方もない巨人です。火の柱のようなその足は、右足で海を、左足で大地を踏みしめています。頭には虹をいただき、顔は太陽のようです。1章に描かれた主イエスのように思えるほどです。

 彼は、世界中に聞こえるように大声で叫びます。それに答えて七つの雷がそれぞれの声で語ります。しかし、神は、語られたことは「秘めておけ…書き留めてはいけない」(4節)と命じられます。秘めておかれるべきことが、大声で語られています。

 救いに至るのに必要なことは、すべて聖書に記されていますが、終末が、微に入り細にわたり、明らかにされている訳ではありません。黙示録には不可解な記述があり、読み手に不思議な思いを抱かせます。

 しかし、私たちは、「神の秘められた計画が成就する」のを待ちます。「良い知らせ」の成就として、終末を待つことができますのは、幸いです。終末の主は、私たちの主イエスです。時をおかずに心を開き、救いの道を歩みましょう。

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