月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年3月2日(火)

ダニエル2章 祈りの支えのなかで、神を証しする

すると、夜の幻によってその秘密がダニエルに明かされた。ダニエルは天の神をたたえ、こう祈った。「神の御名をたたえよ、世々とこしえに。知恵と力は神のもの。」(ダニエル2:19-20)

 バビロンの王、ネブカドネツァルは、巨大で異常に輝く一つの像の夢を見ました(31節)。王は、この夢を自分で説明することができず、ただただ不安で、恐ろしくなり、その解き明かしを賢者たちに求めました。しかし、どの賢者たちも夢を解くことができません。そこで、王は激しく怒り、賢者たちを皆殺しにする命令を出しました。

 この時、ダニエルは、冷静な態度で王のもとに行って、夢を解く時間を求めました。そして、仲間のハナンヤ、ミシャエル、アザルヤに、事情を話しながら、共に祈りました。そのなかで、ダニエルは夢の秘密を神から示され、それを王につまびらかに解き明かし(27〜45節)、一層の信頼を得ることができました(48、49節)。信仰の友が、バビロンという異教の地にあって支え合って、難局を乗り切ることができました。

 ダニエルの知恵と理解力の源が神にあったことを、ここからも知ることができます。まさに神こそすべてを支配される唯一の主であり、歴史の流れを通してご自身の御心を実現されるお方です。私たちは、日本という異教の地で、この確信に固く立ちましょう。

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