月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年3月6日(土)

黙示録14章 死の時の祝福

また、わたしは天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」"霊"も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」(黙示録14:13)

 私たちの人生が死をもって閉じられる、限りある人生であることは、悲しみでしょうか。主に結ばれているならば、そうではありません。むしろ、労苦と痛みを伴うこの世の生が永遠に続くならば、耐え難い苦しみでしょう。しかし、死は、主が私たちの労苦を解いて安らぎをくださる時なのです。

 そのとき、私たちの人生の労苦が空しいものではなかったことも明らかにされます。「その行いが報われる」のです。主はこの人生で犯した罪のすべてを赦してくださり、そのうえで、私たちの善行のすべてを見逃さず、報いてくださいます。小さな者に「冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける」(マタ10章42節)のです。主が労苦を解いてくださる日まで、主に喜ばれる日々を重ねたいものです。

 今日の御言葉は、悪魔的国家の迫害(13章)による死を覚悟しなければならない人びとへの励ましです。死の時の祝福は、平穏な死の時にだけ味わえる祝福ではありません。嵐の日にこそ、この祝福から来る慰めは、身近です。死の時の祝福は私たちすべての者に確かなのです。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.