月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年3月10日(水)

ダニエル6章 どんな時にも神の正義を信じる

「神様が天使を送って獅子の口を閉ざしてくださいましたので、わたしはなんの危害も受けませんでした。神様に対するわたしの無実が認められたのです。そして王様、あなたさまに対しても、背いたことはございません。」(ダニエル6:23)

 大臣や総督は、王に信頼されているダニエルを妬み、失脚の口実を捜し、彼の信仰につけ込もうとしました。その結果、王以外の他の人間や神に願い事をするものは、誰であれ、獅子の洞窟に投げ込まれるという禁令が発布されました(10節)。

 ダニエルは、この禁令を知っていますが、家に帰るといつものとおり、日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげました(11節)。それを役人たちに告発されたダニエルは、王の禁令のとおりに、獅子の洞窟に投げ込まれてしまいます(17節)。この世には、不正や妬みが渦巻いており、それらの毒牙は、無実な者をも飲み込もうと狙っています。

 しかし、正義の神は、ダニエルを獅子の口から守られました。また、ダニエルは、獅子の穴の中にあっても、平安でした。救われたダニエルは、「神様に対するわたしの無実」を神が認めてくださった、と神をほめたたえています。主イエス・キリストによって罪赦された私たちをも、神は無実な者と見なしてくださいます。獅子の穴に落ちたとしても、常に、神は私たちの味方です。

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