月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年3月23日(火)

ダニエル11章 終末の時代、神の約束を信じる

「これらの指導者の何人かが倒されるのは、終わりの時に備えて練り清められ、純白にされるためである。まだ時は来ていない。」(ダニエル11:35)

 ダニエル書11章は、ペルシアの四人の王(詳細は不明)と、ギリシア、エジプト、シリヤの国々についての預言と幻です。

 このような国々の争いの中で、紀元前168年に、エジプト侵略を企てたシリヤの王、アンティオコス四世は、その治世の末期に、イスラエルの人びとの礼拝と習慣を破壊しようとしました(31節)。

 このとき、「自分の神を知る民は、確固として行動」(32節)します。しかし、「民の目覚めた人々は多くの者を導くが、ある期間、剣にかかり、火刑に処され、捕らわれ、略奪されて倒され」(33節)てしまいます。

 今の私たちにも、さまざまな信仰の戦いがあります。主を信じるが故の困難があります。しかし、それらは、決して、私たちが見捨てられているからではありません。むしろ、「終わりの時に備えて練り清められ、純白にされるため」であり、神の約束の実現を待ち望ませるためです。

 どのようなときも、神ご自身が、私たちを、完全な者としてくださるとの約束を信じましょう(1ペト5章8〜11節)。

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