月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年4月10日(土)

1ヨハネ4章 神の真実な愛

わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。(1ヨハネ4:10)

 私たちの周りには、愛を題材とする小説やテレビドラマが溢れています。若い人は、彼氏や彼女の話で盛り上がっています。しかし、愛を語りつつも、私たちは愛がどういうものであるかを知らないのではないかと思うことがあります。

 ヨハネは、主イエスのなかに真実の愛にふさわしいものを見ました。神はひとり子を与えてくださいました。ご自分にとって一番大切なものを、私たちのために与えられたのです。そして、主イエスも、ご自分は神であるにもかかわらず、神であることに固執されないで、私たちのために僕の姿をとり、十字架の死を受けとられます。父なる神や主イエスの心を動かしているのは、私たちに対する真剣な愛です。「ここに愛があります。」

 本来、愛はエゴイズムを超え、相手の真の幸せをつくろうとする真剣な働きかけです。これは、絵そらごとの理想論ではありません。主イエスの十字架、復活という出来事のなかに実際に宿っている愛です。主に寄りすがり、主の愛を信じて、愛に生きようではありませんか。

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