月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年4月13日(火)

ルツ2章 御翼のもとに逃れて来た

「どうか、主があなたの行いに豊かに報いてくださるように。イスラエルの神、主がその御翼のもとに逃れて来たあなたに十分に報いてくださるように。」(ルツ2:12)

 夫と二人の息子を亡くしたナオミは、嫁のルツと共に十数年ぶりに隣国モアブの地から、故郷ベツレヘムに帰りました。

 律法には、寄留者、寡婦、孤児に対し特別の憐れみの制度がありました。その一つがレビ記19章、申命記24章の「落ち穂拾い」です。それは権利(申24章17節)であり、かつてイスラエル自身がエジプトで寄留者であったことに基づく神の命令です。

 ルツが落ち穂拾いに出かけた畑は、ナオミの亡き夫エリメレクの親族ボアズの畑でした。その日、ボアズも畑に来ていました。ボアズは言いました。「イスラエルの神、主がその御翼のもとに逃れて来たあなたに十分に報いてくださるように。」ボアズは、このようにルツを祝福すると共に食卓にも招きました。神は困窮する者を助けてくださるお方だということを、ボアズは知っていたからです。

 私たちは罪深く、小さなものです。しかし、私たちが、寄りすがり助けを求めるとき、神はご自身のもとに来ることを拒まれません。御翼のもとにかくまい、守ってくださいます。

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