月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年5月23日(日)

使徒2章 一同は聖霊に満たされて

すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。(使徒2:4)

 主イエスの昇天から十日後の五旬祭の日に、聖霊が降臨され、エルサレムの二階座敷に集まっていた弟子たちが皆、聖霊に満たされました。そして一同は色々な国の言葉で、神の偉大な救いの御業について語り出したのです。

 このときから、復活された主イエスが天に上げられる前になさった約束、つまり聖霊が弟子たちに与えられるとき、弟子たちは力を受けて、「地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(使1章8節)という約束が実現し始めたのです。教会は、福音宣教の業に実際に従事することよって、誕生しました。証人として行う宣教が、教会の出発点であり、その使命です。

 ところで、弟子たちの証しは、いつも好意をもって迎えられたのではありません。最初のペンテコステのときも、「あの人たちは、新しいぶどう酒に酔っているのだ」(13節)と嘲られました。そのなかでも、教会は、さらに大胆に語り伝えました。キリストの命をもたらす聖霊は、地上においてキリストの体である教会を力づけ、どんななかにあっても、キリストを証しさせてくださいます。

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