月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年5月25日(火)

ヨハネ7章 栄光を受けたイエスの“霊”

イエスは、御自分を信じる人々が受けようとしている“霊”について言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、“霊”がまだ降っていなかったからである。(ヨハネ7:39)

 聖霊降臨は、主イエスの十字架と復活と昇天を通して与えられた恵みです。ここで見落としてはならないことは、昇天です。39節の「栄光」は、十字架と復活で終わらず、昇天をも指し示しています。神の御子イエスは、私たちの罪の贖いを成し遂げて天に昇り、全能の父なる神の右に座して栄光をお受けになりました。聖霊は、上げられた主イエスから、この地にあって主イエスを信じる全ての者の上に注がれました。使徒ペトロがペンテコステの説教のなかで、「イエスは神の右に上げられ、約束された聖霊を御父から受けて注いでくださいました」(使2章33節)と語った通りです。

 栄光をお受けになった主イエスの霊は、信じるすべての者に宿り、渇きをいやし、まことの命へと生かすことができます。さらに「その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる」(38節)のです。主イエスの霊から受ける恵みは、いかに大きいことでしょう。渇きに苦しむ人びとに命の水を届けるため、天上の主から注がれる霊≠ノ促され、励まされて、出て行きましょう。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.