月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年6月6日(日)

箴言7章 命を得るために

知恵に「あなたはわたしの姉妹」と言い
分別に「わたしの友」と呼びかけよ。
それはあなたをよその女から
滑らかに話す異邦の女から守ってくれる。(箴言7:4-5)

 箴言7章は知恵を軽んじる若者が陥る過ちを、艶かしい表現で描いています。この若者は、言葉巧みに誘惑する女の意のままに、ずるずると罪の泥沼にはまっていきます。しかも、それが自分の魂にかかわる重大な問題であることに、少しも気付いていません(22、23節)。

 箴言が教える知恵は「主を畏れること」(1章7節)、つまり、礼拝からはじまります。この章で描かれる若者の根本的な過ちは、この主を畏れることをすっかり忘れた生き方にあります。そこから、個々の具体的な愚かしさが生まれます。

 聖書の神を軽んじる者が、言葉巧みに私たちを罪へと誘います。命の道は、気が付かないうちに閉ざされてしまいます。だからこそ、「子らよ、わたしに聞き従い、わたしの口の言葉に耳を傾けよ」(24節)という教えは、最も基本的で、重大なこととして私たちに迫ってきます。

 私たちに、聞き従うべき御言葉を教えてくださったお方は、主イエスです。主イエスこそ、誤った生き方から私たちを守ってくださる「わたしの兄」、「わたしの友」です。

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