月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年7月2日(金)

2テサロニケ2章 自分たちの救いとなる真理

不法の者は、サタンの働きによって現れ、あらゆる偽りの奇跡としるしと不思議な業とを行い、そして、あらゆる不義を用いて、滅びていく人々を欺くのです。彼らが滅びるのは、自分たちの救いとなる真理を愛そうとしなかったからです。(2テサロニケ2:9-10)

 終わりの時、主イエスが再び来られる直前には、不法の者が現れて、教会と信徒たちを惑わします。その特徴は、「偽りの奇跡としるしと不思議な業とを行」うことです。そのように目を見張るような驚くべきことを見せて、キリスト者を信仰から引き離そうとします。

 今日にも、「不法の者」そのものではなくとも、癒やし、予言、霊媒、スピリチュアルと称したまやかし、占いなどが私たちの回りには溢れています。人の目を奪い、見る者の心を捉えています。不思議な業は人びとを驚かせるかもしれませんが、しかし、ほんとうには、人を救うことはできません。派手なパフォーマンスの背後にあるものを見抜かねばなりません。

 キリスト者は、十字架と復活の主を見つめ、救いへと導く御言葉を聞き続けます。それは、キリストの真理を愛しているからです。聖霊が、御言葉の説教を通して、この愛を私たちの心に植え付けてくださいました。ですから、選ばれたキリスト者たちは、世に欺かれることなく、御言葉に立ち続けることができます。

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