月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年9月11日(土)

ルカ11章(1) 悪霊を追い出したあとが、肝心

「そこで、(汚れた霊は)出かけて行き、自分よりも悪いほかの七つの霊を連れて来て、中に入り込んで、住み着く。そうなると、その人の後の状態は前よりも悪くなる。」(ルカ11:26)

 悪霊を追い出すだけではなく、追い出したあとが、肝心です。丁度、雑草を抜いたあとに、もっと悪質な雑草が庭全体を覆ってしまう可能性があるからです。

 心には何も入っていない真空の状態はありません。もし良いもので心が満たされていないなら、悪いものがすぐに心を満たしてしまいます。人間の心には真空や中立の状態はありません。むしろ人間の心は、悪い方に傾いてしまいます。それが罪の恐ろしい支配です。

 主イエスは、「幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である」(28節)と教えられました。なぜなら、神の言葉こそ、罪を打ち破り、罪からの解放をもたらしてくれるからです。この神の言葉をいただいているからこそ、私たちは積極的に信仰の戦いを立派に戦い抜くことができるのです。

 主イエスからいただいた神の言葉によって、悪い方へと傾く心を、しっかりと満たしていきましょう。

 「救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち、神の言葉を取りなさい」(エフェ6章17節)。

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