月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年9月13日(月)

サムエル下5章 統一イスラエルの王ダビデ

ダビデは三十歳で王となり、四十年間王位にあった。七年六か月の間ヘブロンでユダを、三十三年の間エルサレムでイスラエルとユダの全土を統治した。(サムエル下5:4-5)

 既に南ユダの領域で王であったダビデは、いよいよ北イスラエルの領域でも王となり、イスラエル、十二部族全体の王に即位します。

 ダビデは、エブス人との戦いに勝利し、シオンと呼ばれるエルサレムの町を占領します。ダビデはこれに自分の名を付けて「ダビデの町」としました。それ以来、エルサレムは政治的にも宗教的にもイスラエルの中心地となりました。

 さらに、ダビデはイスラエルの仇敵、ペリシテ人にも勝利しました。イスラエルはサウルの時代からペリシテ人との戦いに苦しみ続けてきましたが、ダビデの治世になってようやく勝利しました。

 しかし、このようにして明らかにされたことは何でしょうか。ダビデにおいて、「わが民イスラエルを牧するのはあなただ。あなたがイスラエルの指導者となる」(2節)という主の言葉が実現したのです。つまり、エルサレムを占領したのは主なる神、戦いに勝利されたのも主なる神ご自身でした。主こそ、まことの王です。主をのみ賛美し、主にのみ仕えましょう。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.