月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年10月30日(土)

ローマ5章 神が打ち立ててくださる平和

このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。(ローマ5:1-2)

 さまざまな災いが起こるときに、それを「先祖の祟りだ」と唆され、いかがわしい宗教に振り回されたり、「罰が当たった」、とおびえたりする人がいます。しかし、私たちキリスト者は、たとえどのような苦難が押し寄せてきても、このようにおびえる必要はありません。

 なぜなら、私たちは苦難のなかで、希望に招かれているからです。「あなたの罪は赦されている。今、あなたの身に起こっている苦難は、決して神が呪っているしるしではない。神は御子を犠牲にしてまでも、あなたとの間に平和を打ち立ててくださった。神はそれほどまでにあなたを愛しておられるのだ」と語られる平和のなかに招かれるのです。

 この平和は、神ご自身が打ち立ててくださったものです。どんなことがあっても、揺らぐことがありません。永遠に続きます。しかも、この真理は私たちが頑張って頭に詰め込まなければ分からないということではなくて、聖霊なる神が教えてくださいます(5節)。つまり、これは、全く私たちの信仰の力量によるのではない、ということでしょう。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.