月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年11月4日(木)

ローマ6章 死ぬべき体

従って、あなたたがたの死ぬべき体を罪に支配させて、体の欲望に従うようなことがあってはなりません。…あなたがたは律法の下ではなく、恵みの下にいるのです。(ローマ6:12-14)

 パウロは、私たちの「体」を「死ぬべき体」と言いました。罪のゆえです。私たちの口は、人を傷つける言葉を発します。手や足は、人を傷つける行動をします。目は、すぐに悪い誘惑に引き寄せられます。そして、罪に汚れた私たちの体全体は、本当に傷つきやすく、衰えやすいのです。

 もし、私たちが律法の下にいるならば、死ぬべき体を持っているということは何と絶望的でしょう。しかしパウロは、「あなたがたは律法の下ではなく、恵みの下にいる」のだと言いました。罪を赦してくださる神の恵みが、私たちを支配するようになったからです。神は、キリストの十字架によって、「わたしもあなたを罪に定めない。これからは、もう罪を犯してはならない」(ヨハ8章11節)と呼びかけておられます。

 私たちは、死ぬべき体を引きずりながら生きています。しかし、罪に引き込まれ、罪の支配に身を任せてはなりません。主に結ばれた私たちは、律法が要求する聖なる生活の実を求めて歩みます。

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