月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年11月16日(火)

ヨブ32-34章 神は説明されない

なぜ、あなたは神と争おうとするのか。
神はそのなさることをいちいち説明されない。
神は一つのことによって語られまた、
二つのことによって語られるが
人はそれに気がつかない。(ヨブ33:13-14)

 エリフというまったく新しい登場人物が、ヨブの頑な心を叩きます。エリフは、語ります。「なぜあなたは神と争おうとするのか。」神から希望を示されていながら、それを無視して自分の苦しみばかりを絶対化したがることが、神と争うことなのだ。「このような時にも、見よ、天にはわたしのために証人があり、高い天には、わたしを弁護してくださる方がある」(16章19節)という知識を、かつて与えられたのではなかったか、と。

 エリフが今いたら、あなたにも語るでしょう。あなたは、「わたしを弁護してくださる方」、「わたしのために執り成す方、わたしの友」(同20節)なるイエスを呼んだのではなかったか。あなたは、希望が示されなかったかのごとく、今の絶望にしがみつくのか。神との争いはもうやめよ。キリストによる和解を受け取りなさい。神はそのなさる救いの業をいちいち説明されない。そのことに気付こうではないか!と。神は、今日の御言葉によって、このようにあなたに促しておられます。

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