月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年12月6日(月)

民数記11-12章 御前に心を注ぎ出そう

モーセは主に言った。「あなたは、なぜ、僕を苦しめられるのですか。なぜわたしはあなたの恵みを得ることなく、この民すべてを重荷として負わされねばならないのですか。」(民数記11:11)

 民の指導者モーセは、神と民との間で苦しんでいます。確かに、民の不従順は今に始まったことではありません。エジプトを出たときからのお決まりの姿です(出15〜17、32章)。しかし今は、霊的にも組織的にも整えられて改めて歩み出した直後です。さらに、たった今御怒りの火に震え上がり、モーセの執り成しにすがって助け出されたところでもあります。それでも、民の口から出てくるのは不平や不満ばかりです。モーセはたまらず主に叫びます。「どうかむしろ、殺してください。…どうかわたしを苦しみに遭わせないでください」(11章15節)。

 主は、モーセの訴えを丸ごと受け止めてくださいました。そして、七十人の長老を立て、さらにうずらを吹き寄せて、その訴えに応えてくださいました。

 もしかすると、あなたの内にも、今日の聖句と同じような重苦しい嘆きがあるかもしれません。しかし、安心してください。あなたのその嘆きを残らず受け止めてくださる主がおられます。

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