月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年12月16日(木)

2ペトロ1章 主イエスを知ることによって

神とわたしたちの主イエスを知ることによって、恵みと平和が、あなたがたにますます豊かに与えられるように。(2ペトロ1:2)

 信仰生活は、突き詰めると神を知ることにあります。ここで言われている「知る」とは、神との人格的な交わりを通して知るということです。神との霊的な交わりのなかで、信仰は成長し、私たちは豊かに実を結ぶのです。

 ペトロは、このことを確信をもって語ります。それは彼自身、キリストの威光を「目撃」(16節)したからです。その変貌の出来事の直前で主イエスが予告されたように、十字架と復活が旧約聖書の預言どおりだった、と理解したからです。

 このように、主イエスを正しく知るには神の言葉である聖書が不可欠です。しっかりと聖書に基づくからこそ、メシアはイエスである、と語ることができるのです(使18章28節)。

 私たちも御言葉を通して、一層十字架を抜きにしては語れないキリストの栄光を知る必要があります。そして、たとえ現代のような混沌とした時代にあっても、確信をもって信仰生活を送り、主を証しして、豊かに実を結ぶのです。

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