月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月23日(水)

イザヤ13章 主の日の裁きと救い

見よ、主の日が来る
残忍な、怒りと憤りの日が。
大地を荒廃させ
そこから罪人を絶つために。(イザヤ13:9)

 「主の日」には太陽、月、星は光を失い、天も地も震え動くと言われます(9、10節)。神は全宇宙に対して権威をもって光を創造され、闇を分けられたお方です。御怒りは、創造の秩序を破壊するような恐ろしさを示しています。

 怒りの矛先は、イスラエルを迫害したバビロンに向けられます。神の民イスラエルが、主に聞き従わなかったために、バビロンを用いてイスラエルを打ち砕かせ、立ち帰ることを許しました。しかし、バビロンはその力が神から出ていることを認めず、傲慢になったために滅びへと向かいました。

 「主の日」は裁きの日ですが、神の民にとっては回復の時です。主なる神の慈しみと憐れみは、計り知れません。その憐れみにより、暗闇に座する人びとはその日、完全に救われ、神の民として命へと招かれる終末的な喜びが与えられます。「主の日」までにすべての者は立ち帰らなければなりません。「主の日」に裁きを行うことができるお方こそ、主を信じるすべての者を救う力をもっておられます。

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