月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年6月27日(月)

列王下5章 ナアマンの癒やし

ナアマンは神の人の言葉どおりに下って行って、ヨルダンに七度身を浸した。彼の体は元に戻り、小さい子供の体のようになり、清くなった。(列王下5:14)

 アラムの軍司令官ナアマンは、重い皮膚病を患っていました。あるとき、イスラエルから捕虜として連れてこられた妻の召し使いが、エリシャのところに行けば、癒やしてもらえる、と告げます。

 ナアマンが、エリシャの家の戸口に立ったとき、使いの者から、治るには「ヨルダン川に行って七度身を洗いなさい」と言われます。ナアマンは、従者に言葉を託したエリシャの態度を自分を軽視しているものと思い込み、エリシャが癒やしのために語ってくれたことに思いを向けることができませんでした。そして、憤慨し、身を翻し、そこを立ち去ります。しかし、彼の家来たちにいさめられたナアマンは、預言者の言葉どおりに行い、完全に癒やされます。

 ナアマンの心を、語られた御言葉へと向けさせたのは、彼の家来たちの助言でした。また、ナアマンをエリシャに引き合わせたのは、妻の召使いの助言でした。神は、今日も、多くの人の助言を用いて、私たちに御言葉の素晴らしさを知らせてくださいます。

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