月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月9日(土)

使徒2章 わたしたちは証人です

「神はこのイエスを復活させられたのです。わたしたちは皆、そのことの証人です。それで、イエスは神の右に上げられ、約束された聖霊を御父から受けて注いでくださいました。あなたがたは、今このことを見聞きしているのです。」(使徒2:32-33)

 この2章には、ペンテコステに語られたペトロの力強い説教が記されています。ペトロがなぜそこまで語ることができたのかといえば、それは何と言っても「神はこのイエスを復活させられた」からです。そして、ペトロは、その出来事に立ち会っていたからこそ、それを証しすることができました。証人とは、事実の目撃者です。

 ところで、ペトロたちは目撃者として証言できたとしても、今日の私たちはこの目で直接主を見ていないではないか、そういう疑問が湧いてこないでしょうか。それにもかかわらず、今日でも「わたしたちは皆、そのことの証人です」とまで言い切ることがなぜできるのでしょうか。

 それは、それを可能にする聖霊の働きがあるからです。私たちは、罪の赦しを求める中で、主イエスが約束してくださった聖霊をいただき、救いの出来事の当事者となっています。ですから、私たちもまた事実の証人です。私たちは使徒たちと同じように、堂々と主を証言することができるのです。

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