月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月16日(土)

使徒5章 神を欺く罪

「どうして、こんなことをする気になったのか。あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」(使徒5:4)

 献げものをすることは尊いことです。しかし、献金するときに、自分を大きく見せようとする誘惑に陥ることがあります。土地の値段をごまかして、一部を献げものとしたアナニアとサフィラ夫妻の事件は、人間ではなく、神を欺いたこととして、厳しく裁かれました。とても残念なことであり、この話の最後は「教会全体とこれを聞いた人は皆、非常に恐れた」(11節)と結ばれています。

 この事件は、人びとをただ震えあがらせるために伝えられているのではありません。この二人に限らず、結果的に神を欺くことになってしまう罪を犯す私たちに対する、神の真剣さが示されています。

 私たちは、神を欺いてごまかし通すことはできません。だからこそ、自分の罪に気づいたときには、悔い改め、主の赦しを願わなければなりません。私たちの教会には多くの弱さがあります。しかし、いただいた聖霊を無にすることなく、本当に主を恐れる群れとして歩むなら、教会は祝福された歩みを続けることができるのです。

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