月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月24日(日)

詩編104編 水を支配し、水の恵みを与える主

主は天上の宮からや山々に水を注ぎ
御業の実りをもって地を満たされる。
家畜のためには牧草を茂らせ
地から糧を引き出そうと働く人間のために
さまざまな草木を生えさせられる。(詩編104:13-14)

 詩の始めと終り(1〜4節、31〜35節)で、詩人は自然を従わせて栄光を現す主をほめたたえます。その間(5〜30節)で、詩人は、被造物が最もふさわしく機能するように、世界を治め、配慮しておられる主こそ、摂理の神であると告白します。この中で目立っていることは、主が水を支配し、水によって多くの恵みを被造物に与えていることです。

 主は全地を覆っていた水を叱咤し、散らされて、地と水を分けられました(5〜9節)。主が泉を涌わき出させ、その水は川となって、動物の飲み水、鳥の住みかとなります(10〜12節)。主が水を山々に注ぐと、牧草、草木が生え、家畜、鳥を生かし、人間は働いて草木から実を得て、人生を楽しめるようにされます(13〜18節)。また、主は大水(海)を支配し、その中に多くの生き物を生かしています(25〜27節)。

 イスラエルは、水を支配し水から恵みを与えられる主をほめたたえました。私たちもその主をほめたたえましょう。

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