月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月28日(木)

使徒9章 あなたが迫害しているイエス

「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」(使徒9:5-6)

 主イエスを信じる者たちを迫害しようとしていたサウロは、突然の天からの光に撃たれました。そこにイエス・キリストの声がかけられ、回心へと導かれました。そして、元どおり見えるようになりました(18節)。

 これは、単なる視力の回復ではありません。サウロは立ち上がるために、しばらくの時が必要でした。サウロは祈っていました(11節)。サウロには真実をしっかりと見据える目が必要でした。そのようにして罪赦されて復活の主に生かされることが必要だったのです。サウロは自らの力で見ようとしていたとき、主イエスを神を冒涜する者として見て、主イエスを信じる者を迫害しました。肉の目は開いていても、本当には見えていなかったのです。

 主イエスの真実をしっかりと見るために、主は一人一人と出会ってくださり、霊の目を開かれます。それが、祈りの時です。主が今、祈り(礼拝)をとおして、私たちに臨んでくださいます。目を開いていただきましょう。

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