月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年8月27日(土)

使徒20章 神とその恵みの言葉とにゆだねる

そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。(使徒20:32)

 エルサレムの教会へ行こうとするパウロは今、エフェソの教会の長老たちに遺言のように語ります。世々の教会、とりわけ長老には「憲法」のように大切な説教です。

 教会とは、神が主イエスの贖いによってご自分のものとなさった、神の民の集まりです。そして長老とは、この「神の教会」を牧会するために聖霊によって任命された人たちであることが示されます。

 ところが、その教会に外からだけではなく、自分たち自身の中から間違った教理を唱える者が現れる危険性も明らかにされます。

 どうしたらよいのでしょうか。まず、自分も弱い信仰者であることを自覚して自分の魂を配慮し、兄弟姉妹を配慮すること。「受けるより与える」(35節)あり方を貫くこと。そして、説教に集中すること。神とその恵みの言葉にゆだねて生きる限り、御言葉が教会を建て上げ、私たちを天国へと確実に導いてくださるからです。

 全ての群れに、御言葉の偉大な力を信じる説教者と、それに生きる民が起こされますように。

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