月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月20日(木)

マルコ8章 主に差し出すときに

弟子たちは答えた。「こんな人里離れた所で、いったいどこからパンを手に入れて、これだけの人に十分食べさせることができるでしょうか。」イエスが「パンは幾つあるか」とお尋ねになると、弟子たちは、「七つあります」と言った。(マルコ8:4-5)

 空腹に苦しむ四千人以上の人びとを前にして、弟子たちは悩みました。「いったいどこからパンを手に入れればよいのか。」「わたしたちの持っているわずかなパンが何の役に立つのか。」しかし、その七つのパンとわずかな魚が主イエスの手に渡されたとき、驚くべき奇跡が起こりました。

 一日を始めようとするとき、憂鬱な思いになるときもあります。山のようにたまっている仕事、重い責任、それによる重圧があります。自分の力の足りなさ、能力のなさを思い、あれがない、これが足りないと嘆き始めます。

 しかし、私たちは、この責任を果たすことができるように、と主に祈ることができます。それで重荷が簡単に無くなってしまうわけではないでしょう。しかし、主イエスは祈りのなかで、私たちにあるもの、与えられているものに気づかせてくださいます。それがたとえ、わずかのものであっても、私たちが持てるものを、信仰をもって主に差し出すときに、それを主は幾重にも祝福して用いてくださいます。

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