月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年11月4日(金)

マルコ12章 私たちの献身

「皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたからである。」(マルコ12:44)

 貧しいやもめが生活費全部を献げました。わたしの命も生活もすべて主のものである、という信仰の表明です。クリスチャンの生活は、基本的に主のもの、主のために生きる人生です。この信仰を、クリスチャンは献げものによって繰り返し表明していきます。貧しいやもめの献金は、こうした信仰生活の模範です。

献金は主に対する感謝であると共に献身のしるしです。このやもめの献金は、そのことを示しています。しかし、手本を与えられたからといって、それをまねて、自らの生活を、すべてを献げる生活へと変えることは、私たちにはなかなかできません。ご自身を献げてくださったキリストへの思いが深まるにつれて、主にすべてを献げる生き方へと私たちは動かされていくのです。

 私たちを贖ってくださったキリストに応えて自分自身を献げるのですから、献身はキリストから出ているのです。このキリストの贖いに感謝して応答していくこと、これが私たちの献金、献身です。

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