月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年11月7日(月)

申命記10章 神が求められること

イスラエルよ。今、あなたの神、主があなたに求めておられることは何か。ただ、あなたの神、主を畏れてそのすべての道に従って歩み、主を愛し、心を尽くし、魂を尽くしてあなたの神、主に仕え、わたしが今日あなたに命じる主の戒めと掟を守って、あなたが幸いを得ることではないか。(申命記10:12-13)

 申命記は、約束の地カナンに入って行こうとするイスラエルの民に対しての、モーセの説教から成り立っています。今日の御言葉は、その要約であり、誠心誠意、主を愛し主に従うことを求めています。

 「心の包皮を切り捨てよ」(16節)は、神との契約のしるしである割礼という儀式を念頭において語られています。ここでは、わざわざ「心の包皮を」と言われています。問題は、外形的なことではなく、心の問題ということでしょう。見かけや形だけでは無意味です。

 律法とは、神に心から従うための規準です。そして、神は、重荷としてではなく、幸いを得る道として、律法を与えてくださいました。ですから、律法を通して幸いを与えてくださる神を愛して、「心を尽くし、魂を尽くして」律法を守る人は、幸いです。
 主イエスも、次のように教えられました。「わたしの掟を受け入れ、それを守る人は、わたしを愛する者である。…わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る」(ヨハ14章21〜23節)。

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