月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年12月24日(土)

ルカ2章(3) 世界で最初のクリスマス

天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。(ルカ2:15-16)

 羊飼いは、厳しい仕事です。動物相手のため、安息日礼拝を守ることも難しく、動物の匂いが体にしみつき、衣服は常に汚れています。都会に住む昔のユダヤ人は、羊飼いは最底辺の職業の一つと思っていたかもしれません。

 しかし、世界で最初のクリスマスを祝う者として神に選ばれたのは、彼らでした。裁判の場で証言台に立つ資格さえ奪われていた彼らの口を通して、救い主の誕生がこの世に告げ広められることを、神が願われました。彼らを見下す人は、福音に近づくことはできません。

 神は高ぶる者を退け、魂の打ち砕かれた者を顧みられます。主イエスは言われます。「心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである」(マタ5章3節。イザ57章15節、詩51編19節参照)。

 クリスマス・イブの今日、一年の罪を悔い改め、主イエスを仰ぎましょう。「主よ、わたしを憐れみ、諸々の罪から解放し、清めてください」と祈り、心底へりくだって、今日を過ごしたいと思います。

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