月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年1月20日(金)

ヨハネ8章 真理はあなたを自由にする

イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」(ヨハネ8:31-32)

 信仰生活は、信じて洗礼を受けて終わりではありません。むしろ、そこからが、始まりです。

 今日の聖書の箇所で主イエスは、「御自分を信じたユダヤ人たち」に語りかけて、「わたしの言葉にとどま」り続けるようにと言われています。彼らが、こうして主を信じるようになったことは本当に喜ばしいことです。しかし、主イエスが何よりも願われるのは彼らの信仰が持続されることです。だからこそ主は、ここで信じた人たちに語りかけておられます。信じた人たちは、日ごとに新しくみ言葉の恵みにあずかり続けます。そのようにしてキリストの弟子とされ、真理を知らされてゆきます。

 「真理はあなたたちを自由にする」とも言われます。ここでの自由は私たちの外的な束縛や抑圧からの自由ではなく、何よりも罪からの自由です。主を信じて救われてもなお日ごとに罪を犯す私たちです。しかし、御言葉によって、私たちは罪の力から解き放たれます。神の子として、愛に生きる者として新しくしていただけます。

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