月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年1月28日(土)

ヨハネ12章 愛のささげもの

マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった。(ヨハネ12:3)

 マリアは大事に用意していたナルドの香油を、いっきに主イエスに注ぎかけ、自分の髪をほどいて、主の足をぬぐいました。まわりの弟子たちは、皆、なぜマリアはこのような浪費をするのだろう、といぶかしく思いました。

 しかし主イエスは、非難する者からマリアを守り、彼女の香油をしっかりと受けとめてくださいました。そして、このマリアの芳しい香りが充満する浪費の意味を解き明かされました。「この人のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それを取って置いたのだから」と。

 マリアは、主イエスを深く愛し、主との麗しい間柄の中にいつも身を置いていました。この時、主との交わりの中で、マリアを突き動かすものがあったのです。「今がその時だ。わたしが持っている最上のものを主にささげるのは、今、この時だ」という確信です。

 私たちも、主との深い交わりの中で、愛のささげものを相応しいときに主にささげる者とならせていただきたいものです。

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