月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年2月2日(木)

ヨハネ13章 互いに足を洗い合う

「ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。」(ヨハネ13:14)

 過越祭の前のことです。主イエスは食事の席から立ち上がり上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとい、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、手ぬぐいでふき始められました。

 足を洗う奉仕は、奴隷や身分の低い者が果たす務めでした。ですから、主イエスがペトロの足を洗おうとされたときに、ペトロは「わたしの足など決して洗わないでください」と願いました。師が弟子の足を洗うというのは、ペトロたちにとって思いも及ばない驚きだったからです。しかし、主イエスは弟子たちの足を洗い、そして「あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない」と語りました。

 主イエスの弟子として生きる者は、師である主イエスに倣います。主イエスが低い身分に立たれたように、弟子たちも他の人びとに仕え、足を洗い、僕の位置をとるべきです。主イエスはユダの足も洗われたはずです。主イエスは弟子の足を洗うことによって、驚くべき愛を実現されました。求められるのは、自分を僕とする愛です。

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