月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年2月3日(金)

ヨハネ14章 別の弁護者

「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。」(ヨハネ14:16)

 13章〜17章にかけて、最後の晩餐での主イエスの告別説教が語られています。主イエスは間もなく十字架と復活への道をたどられます。主イエスは務めを果たされて父なる神のもとに行かれます。

 主イエスは、こののち、別の弁護者が遣わされる、と繰り返し弟子たちに約束してくださいました。父なる神が、その弁護者を「永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる」と主イエスは言われます。この弁護者は、真理の霊、聖霊なる神です。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタ28章20節)という主イエスの約束は、弁護者によって弟子たちに果たされます。

 この「あなたがた」には、主イエスの弟子としてその師の言葉に聞いて従う私たちが含まれています。私たち教会に、父なる神は主イエスの願いに基づいて、今も弁護者を遣わしてくださいます。聖霊なる弁護者は、今日も、私たちに主イエスの言葉を思い起こさせ、それに応答する祈りと賛美の言葉を授けてくださいます。

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