月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年2月15日(水)

ミカ3章 神の沈黙

今や、彼らが主に助けを叫び求めても
主は答えられない。
そのとき、主は御顔を隠される
彼らの行いが悪いからである。(ミカ3:4)

 イスラエルの指導者たちの罪が厳しく指摘されています。彼らの罪と不信仰のために、神殿は滅び、エルサレムは畑と石塚となる、と預言されています。「主が我らの中におられるではないか。災いが我々に及ぶことはない」(11節)と強がって叫んでみても、主は御顔を隠され、答えてはくださいません。

 神の沈黙。ここに、神の怒りが示されています。神に敵対し、隣人に辛くあたる不信仰。あるいは口先だけで神を敬い、隣人への偽善に陥る不信仰。私たちのそのような不信仰に対し、神は沈黙をもって答えとされることがあります。この沈黙に、私たちは耐えることができません。

 どうすればよいのでしょうか。ひたすら「御顔」を求めること、心から悔い改めて立ち帰ることです。神に対する真実な歩みに徹して生きることです。悔い改めて助けを求める私たちの声を、主は必ず聞き上げてくださいます。主に望みを置き、真実の歩みを重ねて祈りましょう。主は自ら、その沈黙を破ってお語りくださいます。

コントローラ


スマートフォンの方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2012 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.