月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年3月18日(日)

詩編121編 わたしの助けはどこから

目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。
わたしの助けはどこから来るのか。
わたしの助けは来る
天地を造られた主のもとから。(詩編121:1-2)

 「山べにむかいてわれ 目をあぐ」(讃美歌)やこの詩編歌を歌うとき、私たちは、山の頂きのはるか上空を見上げるでしょう。「わたしの助けは」、山々からではなく、「天地を造られた主から来る」と賛美しつつ。

 これは都に上る歌です。旧約時代の人びとが、エルサレム神殿の立っていたシオンの山へと礼拝に集うときの歌、あるいは安息日ごとにシナゴーグという、町や村の礼拝堂に集うときの歌です。私たちも、主の日に教会に向かうとき、心を高く上げ、天を見上げます。

 一週間の歩みを、よろめかないように主が守ってくださったこと、また、私たちが昼働くときも夜寝るときも、主はまどろむことなく見守ってくださったことを、感謝します。そして、主の日に始まる新しい週も歩むべき道を、主が見守ってくださるようにと祈ります。主から派遣された週の歩みを終えて、また主の家の礼拝へと招かれます。「あなたの出で立つのも帰るのも、主が見守ってくださるように。今も、そしてとこしえに」(8節)。

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