月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年3月26日(月)

エレミヤ6章 安らぎを得よ

主はこう言われる。
「さまざまな道に立って、眺めよ。
昔からの道に問いかけてみよ
どれが、幸いに至る道か、と。
その道を歩み、魂に安らぎを得よ。」(エレミヤ6:16)

 神はイスラエルに「昔からの道に問いかけてみよ」と語りかけておられます。「昔からの道」とはこれまでの民の歴史のことですが、それは単に国家としての歴史ということにはとどまりません。恵みの契約の歴史です。神の民として、神と共に歩んできた歴史です。

 この「昔からの道」がイスラエルが歩むべきただひとつの道であったはずです。この道こそ「幸いに至る道」であることを神の民は知っていたはずです。それなのに、今イスラエルはその道を踏み外しています。それは彼らの存在基盤そのものを失っているということです。それゆえ、彼らは魂の安らぎをも失ってしまっているのです。

 「昔からの道」、「幸いに至る道」に立ち帰れ。恵みの神は愛する民にそのように呼びかけられます。私たちにとってもその道はただひとつです。「道であり、真理であり、命である」(ヨハ14章6節)お方は仰せになります。「わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる」(マタ11章29節)。

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