月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年4月4日(水)

ルカ22章 主の血による新しい契約

「これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい。」食事を終えてから、杯も同じようにして言われた。「この杯はあなたがたのために流される、わたしの血による新しい契約である。」(ルカ22:19-20)

 弟子たちと共に過越の食事の席に着かれた主イエスは、ご自分が苦しみを受ける前に、この食事をすることを切に願っておられました。このとき主は、私たちが行っている聖餐式を制定されました。

 旧約時代の犠牲や律法の種々の規定は、キリストによる罪の贖いを写し出していました。主イエスの十字架は、そのことを鮮やかに表しています。主の死を記念して行う聖餐式は、主が十字架で流された血によって神と私たちの間に、旧い約束に代わる、新しい契約が結ばれたことのしるしです。主は、契約締結の記念として聖餐式を行うように命じられました。

 主イエスが十字架でご自身をささげられたことは、私たちの罪の贖いのためです。私たちのために流された主イエスの血は、この上なく尊いものです。尊い血による贖いにより、私たちは確実に神の御国へと招き入れていただけます。私たちは、血で立てられた確かな契約に入れられています。聖餐式は、信仰を告白した者が、契約の恵みを感謝して行うものです。

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