月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年6月16日(土)

ローマ6章 キリストによる永遠のいのち

罪が支払う報酬は死です。しかし、神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスによる永遠の命なのです。(ローマ6:23)

 人は死にます。死とは何でしょうか。草木が次の世代の種を残して枯れるようなものでしょうか。他の被造物には無い、神との深い関係をもつ人の死は、もっと複雑で深刻です。

 人は肉体と霊魂から成り立っているのに応じて、人の死には二つの事柄が重なっています。つまり肉体的な死と霊的な死です。人の誕生は、肉体と霊魂から成る人のいのちが始まることです。しかし、神との生きた関係(真の意味でのいのち)を受け持つ霊魂が機能していなければ、人は霊的にはすでに死人です。

 霊的な死人は、やがて肉体的にも死ぬでしょう。これが、アダムの犯した罪がもたらした結果です。言い換えると、神を無視して生きてきた人は、気付いていようといまいと、その「報酬」として死を受け取るのです。

 キリストを信じる者は、主の支配のもとで、死を克服します。第一に、ただちに霊的いのちが生き返ります。第二に、再臨の時、肉体も不死のものとして復活します。

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