月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年8月24日(金)

ルカ12章 父は神の国をくださる

あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要なことをご存じである。ただ、神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは加えて与えられる。小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。(ルカ12:30-32)

 私たちの人生には、仕事のこと、人間関係のこと、老後のことなど、思い悩みが余りにも多く、時にはこれに押しつぶされそうになることがあります。主イエスはこのような人間の思いや悩みをよくご存じですので、この箇所で優先課題をお示しになりました。

 鳥は種を蒔かず、刈り入れもせず、倉も持たないのに、神によって必要なものを与えられ、養われています。ですから、鳥たちよりも価値ある人間ならなおさら食べ物や着る物のことで思い悩む必要はないと励まされます。

 そこで主イエスは、人間はこの世の物的なことを心配するよりも、もっと大切な「神の国を求めなさい」と教えます。神の国とは神がすべてのことをご支配し、神と共に生きる生活のことです。

 この世の富を優先して歩む人生は花のように朽ちてしまいますが、神の国を求める人生は、天に宝を積む人生であり、朽ちることがない人生です。何よりもまず神の国の現れである教会の信仰生活を第一におきたいと願います。

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