月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年8月30日(木)

ルカ14章 神の国の食事にあずかる

そこで、イエスは言われた。「ある人が盛大な宴会を催そうとして、大勢の人を招き、宴会の時刻になったので、僕を送り、招いておいた人々に、『もう用意ができましたから、おいでください』と言わせた。すると皆、次々に断った。」(ルカ14:16-18)

 安息日の祝福は救われた喜びと平安、そして神の国の先取りです。しかし、この食事の席で、律法の専門家たちやファリサイ派の人びとは、安息日になされた主の恵みの業を非難しました。さらに招かれた客は自らの面子のために、上席を選ぶことに執念を燃やしていました。主を前にしてこれがこの人びとの現実の姿だったのです。何と悲しいことでしょうか。

 そこで主は二つのことを語られます。第一は、食事会に招く人も招かれる人も、徹底的にへりくだるということです。特に主イエスの食事にあずかろうとする者はそうです。第二は、従順さです。「神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう」(15節)と考え、何がなんでもそのお招きを最優先にすべきです。

 畑や牛の購入、新婚などを理由に、神の国の食事をお断りするのは、あまりにも大きな損失です。(18-20節)

 このような私であっても、神の国の食事に招かれている、この恵みをないがしろにしてはなりません。

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