月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年10月19日(金)

黙示録2章 初めの愛に立ち戻れ

「わたしは、あなたの行いと労苦と忍耐を知っており、…あなたはよく忍耐して、わたしの名のために我慢し、疲れ果てることがなかった。しかし、…あなたは初めのころの愛から離れてしまった。だから、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて初めのころの行いに立ち戻れ。…勝利を得る者には、神の楽園にある命の木の実を食べさせよう。」(黙示録2:2-7)

 七つの教会への最初の手紙は、エフェソにある教会宛です。まずその教会の長所を賞賛し、「わたしは、あなたの行いと労苦と忍耐を知っており」と記し、続けて種々のよき奉仕を数えます。教会の頭であるキリストは、教会員一人ひとりの地道な奉仕と忍耐の姿とを見ていてくださいます。真理を守るための忍耐強い戦いがあったようです。誰からも知られていなくとも、主はこの労苦を見ていてくださいます。

 しかし、エフェソにある教会はとんでもない落とし穴に落ち込んでしまいました。「あなたは初めのころの愛から離れてしまった」と、主から言われています。強い非難の言葉です。偽りを見抜くために学問的にも鋭くなりました。ところが、主イエスに対する素朴な愛と信仰を見失い、兄弟に対する愛も冷えてしまったのです。

 主は、私たちにも言われます。「どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて初めのころの行いに立ち戻れ。」主の恵みと愛に感動した初々しい服従を取り戻しましょう。

コントローラ


スマートフォンの方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2012 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.