月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年11月1日(木)

黙示録4章 開かれた門

その後、わたしが見ていると、見よ、開かれた門が天にあった。そして、ラッパが響くようにわたしに語りかけるのが聞こえた、あの最初の声が言った。「ここへ上って来い。この後必ず起こることをあなたに示そう。」(黙示録4:1)

 「見よ。開かれた門が天にあった。」やがて完成される神の国と地上の現実とには、なお大きな隔たりがあります。しかし、天の門は閉ざされているのではなく、大きく開かれています。開かれた門は天上の教会と地上の教会が一つに結ばれていることのあらわれです。人が入るのを歓迎しようとしています。地上から天上への凱旋の門は大きく開かれています。けれども、神の国が完成し、そこに入ることができるまでには、なお起こらなければならないことがあります。

 ラッパが響くようにキリストが語りかけます。「ここへ上って来い。この後必ず起こることをあなたに示そう」と。「必ず起こること」とは、神の御心のうちに定められている事柄です。歴史は人間の試行錯誤とその愚かさを示しています。しかし、キリスト者は人間の愚かな歴史の背後に神の御心の実現を見るのです。

 神は御心の全体像を前もってお示しになり、恐怖と失望ではなく、忍耐と希望をもって艱難に向かう勇気を与えてくださっています。

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