月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年12月3日(月)

アモス3章 正しく生きる大切さ

イスラエルの人々よ
主がお前たちに告げられた言葉を聞け。
――わたしがエジプトの地から導き上った
全部族に対して――
地上の全部族の中からわたしが選んだのは
お前たちだけだ。
それゆえ、わたしはお前たちを
すべての罪のゆえに罰する。(アモス3:1-2)

 イスラエルは神が選ばれた民族です。それはオンリーワンの特別な愛顧であり、特別な祝福でありました。恵みも多く与えられました。奴隷状態からの解放、神との特別な関係もそうです。ところが、その特権だけに安住するようになり、神が選んでくださった目的を顧みることがなくなっていました。神を愛し、神に仕え、聖なる民として、神の公正さを証しする義務と責任があったのに、です。

 神は北イスラエル王国の首都サマリアの狂乱と圧政、不法と乱暴を指摘なさいます。貧しい者たちから絞り上げる搾取が横行していました。そうして得たお金によって、貴族たちは乱痴気騒ぎに近い宴会を開き、贅沢に暮らしていたのです。そのくせ、本人たちは儀式さえこなしていれば神への義理は立つと考えていたようです。

 神の民であることは、外形的な宗教行為だけで成り立つものではありません。神の公正さが現われる社会をつくる者であることを求められています。そのような証し人となれますように。

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