月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年12月7日(金)

黙示録20章 最後の審判

わたしはまた、…玉座と、そこに座っておられる方とを見た。天も地も、その御前から逃げて行き、行方が分からなくなった。 …もう一つの書物も開かれた。それは命の書である。死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた。…その名が命の書に記されていない者は、火の池に投げ込まれた。(黙示録20:11-15)

 「最後の審判」が始まります。その時、古い天と地は「御前から逃げて行き」、跡形もありません。古いものは過ぎ去るのです。ただ古いだけではありません。そこは罪に汚され、多くの人の涙を呑み込んだ世界です。その世界が消え去っています。

 すべての者が自分の行いに応じて裁かれます。これが「最後の審判」です。「人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっている」(ヘブ9章27節)と記されているとおりです。すべての死者がよみがえり、御座の前に立って、その生涯の清算がなされるのです。

 「幾つかの書物」と「命の書」が開かれます。「幾つかの書物」とは物質的な「本」というよりも、全能の神の記憶です。「命の書」に名前の記されている人は、キリストの贖いのゆえに救われます。記されていなければ、「火の池に投げ込まれ」ます。

 キリストを信じる者にとっては最後の審判は恐れではなく、救いが公に確認される時です。

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