月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月2日(水)

創世記2章 彼に合う助ける者として

主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」(創世記2:18)

 私たちは、時に独りでいたいと思うことがあります。独りでも生きられると思うことがあります。しかし、神はおっしゃいました。「人が独りでいるのは良くない」と。あたり前のことですが、誰も独りで生まれてきた人はいません。神はあなたの命を、男女の出会いを通して造られました。父がいて、母がいて、あなたがいるのです。

 神は、「彼に合う助ける者を造ろう」とおっしゃいました。それは、互いに向かい合い、相手を担うパートナーを意味します。人は独りで生きるのではなく、共に生きるパートナーが必要です。

 今、日本の社会では、家族や社会との絆を失って孤独に追いやられる人が増えています。過酷な競争社会の闇が、その背景にあります。しかし、それは神の御心ではありません。

 私たちは、主イエスとの出会いを通して、神の愛によって共に生きる人生へと召されています。世にあって互いに助け合い、他者と共に生きるキリスト者が、今求められています。

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