月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月5日(土)

マタイ4章 人間をとる漁師に

イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。(マタイ4:18-20)

 主イエスの最初の弟子は、弟子になることを自ら志願したのではありません。主がご覧になり、主が選んで、主の後に従うように声をかけてくださったのです。始まった弟子づくりはやがて完成し、彼らは「人間をとる漁師」とされ、世界に広がる教会の土台とされたのです。

 私たちにも同じ出来事が起こりました。罪も弱さも抱える私たちの姿を主はご覧になり、それでも選んで声をかけ、主に従う歩みへと導き、日々、私たちを訓練しておられます。主の始められたことは必ず完成します。私たちも、世界を救う主のご計画に有用な者としていただけるのです。

 「人間をとる漁師にしよう。」網を捨てさせるほどに魅力ある約束です。伝道困難な時代ですが、主の約束は今も確かです。主は今も信仰者を個別に、また教会の一員として用いて、一人ひとりを救い、世界を救うご計画を進めておられます。ですから、私たちの労苦が無駄になることはありません(1コリ15章58節)。希望を抱いて主の業に励みたいと思います。

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