月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月23日(水)

創世記14章 祝福

彼はアブラムを祝福して言った。「天地の造り主、いと高き神にアブラムは祝福されますように。敵をあなたの手に渡されたいと高き神がたたえられますように。」アブラムはすべての物の十分の一を彼に贈った。(創世記14:19-20)

 甥ロトと別れたアブラムの許に、ある日、報せが入ります。「エラム人の王の連合軍が、甥のロトの住むソドムとゴモラに攻め入り、財産、食糧のすべてを略奪し、ロトをも連れ去った」と。この報せを受けて、アブラムは直ぐに318人の僕を連れて連合軍を追撃し、ロトとその財産、その他の人々を取り戻します。

 凱旋するアブラムたちを、二人の王が谷で出迎えます。その一人のサレムの王メルキゼデクは、神からの祝福を彼に与えます。「天地の造り主、いと高き神にアブラムは祝福されますように」。そして、彼に勝利を賜った神に賛美を捧げます。「敵をあなたの手に渡された、いと高き神がたたえられますように」。

 神からの祝福と神への賛美。この世からの祝福ではなく、神からの祝福の約束に生かされているアブラムは、「すべての物の十分の一」を、メルキゼデクを通して、神に献げます。信仰者は、神からの祝福に応答し、感謝の道を歩みます。

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