月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年2月15日(金)

マタイ18章 罪を帳消しにしてくださった神

しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。家来はひれ伏し、「どうか待ってください。きっと全部お返しします」としきりに願った。その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。(マタイ18:25-27)

 上記の聖句はペトロが主イエスに「兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。7回までですか」と尋ねたとき、主が話されたたとえ話の一部です。

 ここで私たちが、1万タラントンの借金をしている家来にたとえられています。この負債額は生涯かけても返済不能な、莫大な額です。主君は、その家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じました。彼はひれ伏し、待ってくれるように頼みました。主君はその家来を憐れに思い、赦し、借金を帳消しにしました。たとえ負債の一部を減額したとしても、あるいは返済期日を延期したとしても、その主君は、十分親切で憐み深い人と言えるでしょう。しかし完全に帳消しにしたのです。その理由は彼を憐れに思ったからでした。

 神は私たちを憐れんで、一切の罪を主イエスの贖いのゆえに無条件で赦してくださいました。ですから私たちも、心から兄弟を、7の70倍、つまり、無制限に赦すことが求められるのです。

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