月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年2月16日(土)

マタイ19章 天の国はこのような者たちのもの

そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。しかし、イエスは言われた。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」(マタイ19:13-14)

 人々が手を置いて祈ってもらうために子供たちを主のもとに連れてきたとき、弟子たちはこの人々を叱りました。旅の途中にあった一行が、そのようなことで時間をとられたくなかったのでしょう。子供たちが時間をとって接する価値のある者とは、弟子たちには思えませんでした。

 しかし主の価値観は弟子たちとは異なり、まったく違う態度で子供に接せられました。「天の国はこのような者たちのものである」と言って彼らに手を置いて祈られました。

 弟子たちは、この出来事の前に、「だれが天の国でいちばん偉いのでしょうか」と尋ねています。主のお答えは、「自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ」(18章4節)です。

 世の基準に則して自分を価値ある者と思う人には、天の扉は閉ざされています。主イエスの目に天の国を受け継ぐ人と映っている人を、私たちも尊びましょう。天の国は自分を低くする、「心の貧しい人々」(マタ5章3節)にだけ開かれています。

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